なんちゃって東大卒の暇つぶし

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学歴ロンダに意味はあるのか?メリット編:就職に有利なの?

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学歴ロンダはメリットだらけ!

こんにちは!昨日投稿した大学院入試ならば東大生になることは難しくないという記事に引き続き、今回はそこまでして最終学歴を良く見せることに意味があるのか?どのようなメリットデメリットがあるのか?という話をしていきます。

 

↓昨日投稿した記事

hirokid.hatenablog.com

 

結論から言うと、私は学歴ロンダをして東大に進学したことは人生で最良の選択の一つだと思っています。現在学部3年で、卒業後の進路に悩んでいる大学生の方にはぜひ学歴ロンダして院進する選択肢を考えてみることを強くおすすめします!

また、高校3年の受験生の方にも第一志望の国立に落ちてしまったときに私立に進むか、浪人(または仮面浪人)するか、という選択肢のほかに大学院で再挑戦するということができることも知っておいて損は無いと思います。

 

まずは私が考える学歴ロンダをすることで得られるメリットとデメリットを列挙していきます。

 

メリット

  • 就職に有利
  • 学費が安い
  • 自分の入りたい研究科を直接受験できる
  • 研究環境が整っている
  • 新しい人脈を作ることができる
  • 学歴コンプレックスが解消される

 

デメリット

  • 院試は普通に難しい
  • 所属研究室の教授と険悪になる
  • 自分の母校がどこかわからなくなる
  • 学歴ロンダという事実は一生付きまとう
  • 内部進学の同期から見下される(?)

 

こうして改めて列挙してみても、メリットのほうがデメリットを大きく上回っているように思います。

次に各項目の内容を詳しく説明していきます。

 

  • 就職に有利

去年就職をしていて一番感じたのは「東大生」という圧倒的なブランド力です。いくつか例を挙げますと、東大生限定の懇親会や見学会があったり、1対1の接待を受けたりします。OBも各企業におり、相手側から大学に訪問して説明会を実施してくれたり、エントリーシートの添削や面接の対策をしてくれたりします。

 

大企業には新卒採用の枠が大学別にあらかじめ決まっており、就職活動は他の優秀な東大生と枠の奪い合いになります。とはいっても、東大の採用枠は大体どこの企業でも十分に確保されているので、なんだかんだ自分の満足の行く就活ができます。

 

また進学する専攻にもよりますが、機械工学専攻や電気系工学専攻などは国内大手メーカーへの学内推薦枠があります。実はこの学内推薦枠の総数、在籍する学生の数をはるかに上回る数が準備されています。例えば、去年なんかは黄色すぎる某大手電気機器メーカー(平均年収1350万円)では推薦枠が10名準備されていたのに対して、第一志望で提出した学生が1名しかいなかったといった状況です。

 

そしてここが肝心なのですが、就職活動のときには企業は基本的に最終学歴しか見ないので、学歴ロンダであろうと内部進学の東大生と全く同じ待遇をうけることができるのです。

 

  • 学費が安い

非常にありがたいことに、国立の学費は私立の学費よりも安いです。

大学院の年間の学費(工学系研究科)で比較しますと、

東京大学:53万5800円

慶応大学:101万円

という風に約半分の学費で済むことになります。私は奨学金を頂いていてる身なので、この違いは非常に大きいと感じます。

 

  • 自分の入りたい研究科を直接受験できる

これは東大に限定した話ですが、内部進学の学生はいわゆる「進振り」によって学部に入学してから進路を決めるというシステムになっています。試験の成績次第では自分の希望通りの学科に進めない可能性も大いにあるわけです。それに対して、大学院では自分が希望する研究科を直接受験するシステムになっているので、研究科の希望が合わないということはまずありえません

 

  • 研究環境が整っている。

東大は国内の大学の中で研究予算がダントツに多いです。

少しデータが古いですが、科研費で比較すると

東京大学:216億円

慶応大学:32億円

平成28年度大学別科学研究費配分額ランキング : 大学・学歴データまとめ―研究、就職、受験、世界ランク

というように大幅に差があります。

大学院時代のほとんどの時間を研究に費やすことを考えるとお金持ちな研究室に行ったほうが自分のやりたい研究ができることは言うまでもありません。

 

(ちなみに余談ですが、学部時代の研究室の教授は一度「カミオ〇ンデみたいな馬鹿でかい予算で測定したデータでノーベル賞を取っても当たり前すぎて反吐が出る。できる限り少ない予算でNatureに論文投稿することに意味があり、工夫が生まれるのだ!」とおっしゃっていました。)

 

  • 新しい人脈を作ることができる

大学で研究室に配属されると、基本的には研究室の学生としか交流しなくなります。そのため、大学院で全く新しい環境で新たな人脈を作ることができて非常に良かったと私は思います。

 

  • 学歴コンプレックスが解消される

これは私個人の意見ですが、早慶をはじめ多くの私立上位校の学生は大学受験のときに第一志望の国立を落ちて入学している人が多い気がします。私も高3のときに東大を受験して落ちたことをどこかで引きずっているところがありました。大学院受験で東大に入って最終学歴を東大にするとともに、周りの学生のずば抜けた優秀さを目の当たりにしたことで、逆に開き直ることができました笑

 

少々長くなってしまいましたが、メリット編はここまでにしたいと思います。

 

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それではまた!

 

 

大学院受験に関するまとめページはこちら↓

hirokid.hatenablog.com

 

 

 01/22/2019

更新しました!

hirokid.hatenablog.com