大学院だったら簡単に東大生になれる?
こんにちは!なんちゃって東大生のヒロです!(・ω<) てへぺろ
みなさんは「学歴ロンダ」という言葉を聞いたことがありますか?
学歴ロンダは大学院に進むときに学部時代よりも偏差値の高い大学に編入して、最終学歴で見栄を張る行為のことですね。
私は典型的なパターンで、慶応⇒東大っていう感じで見事に学歴ロンダに成功しました。大学院で東大にロンダするのは私みたいな私立の学生が多いような気がします。他にも横国とかの地方国立も結構見かけますね。
ロンダっていう言葉はマネーロンダリングとかから来ているらしく、「不正」に近いニュアンスで使われるのものですが、学歴ロンダに関してはきちんと正規の大学院一般入試を受験して入学しているので、不正ではありません。
それでもネット上ではマイナスなイメージを持っている方が多いように見受けられます。
理由としては、恐らく大学院入試のほうが大学入試よりもはるかに合格しやすいからだと思います。
大学と大学院の受験の違いをまとめてみました。
大学 | 大学院 | |
準備期間 | 3年間 | 2,3ヶ月程度 |
試験内容 | 英、数、国、理、社 | 英、数、理 |
受験可能校数 | 国立は1校のみ | 何校でも受けることができる |
足切り | あり | なし |
まず準備期間ですが、東大の受験をする場合、多くの学生は高1の段階から塾に通ったりして準備を始めます。中高一貫の進学校の場合はそれこそ中1から6年間かけて準備をしているかもしれません。一方で、大学院入試の場合は外部生でも2,3ヶ月程度。内部生に至っては1週間とかノー勉といかいう猛者もいたりします笑
なぜこんなにも準備期間が短くて済むのかというと、受験問題が過去問とほぼ同じだからです。試験内容も学部時代に履修した数学や物理の授業の期末試験レベルのものが出るので、普通に学部を卒業できるレベルの人なら手も足も出ないなんてことはありません。
倍率では大学受験も大学院受験もおよそ2.5~3.5倍と変わらない感じですね。
大学院学生の入学状況(修士課程・専門職学位課程・平成30年5月1日現在) | 東京大学
私が所属している工学系研究科は
受験者が1,538名(内部747, 外部791)おり、合格者が841(内部590, 外部251)いるので、他の学科よりも倍率が低めですね。外部受験は倍率高めですが、大学受験のように足切りがない分、記念受験的な人も含まれた数字であることを考慮する必要があります。
さらに言うと、大学受験のときとは異なり大学院受験では日程が被っていないため、国立を何校も受験することができます。私も大学院受験では東工大と東大を受験しました。
大学受験をされた方ならこの違いの大きさが分かると思います。大学受験ではセンター試験の結果で自分が受かりそうな国立大学を1校だけ選び、落ちたら浪人か滑り止めの私立に進むかの2択しかありません。しかし、大学院では東大、東工大、京大・・と何校でも受けてよいので受かったところに行くことができます。
以上をまとめると、大学院受験は大学受験よりもリスクが少ない上に受かりやすいという圧倒的イージーモードなのです。
なので、学歴ロンダは周りからからかわれても反論の余地が無いわけです。
さて、話が長くなってしまったので、東大に学歴ロンダすることに意味はあるのか?就職に有利なのか?という話についてはまた別の記事を作成する予定ですので、ぜひお楽しみに(*・∀-)b
この記事をいいね!って思った方はTwitterでのフォロー&RTよろしくお願いします(´∀`●)
それではまた!
大学院受験に関するまとめページはこちら↓
↓公開しました(01/21/2019)
メリット編:
デメリット編: