働く・学ぶ・暮らすラボ

6年ぶりに、ブログを再開。あの頃はまだ学生気分が抜けず、いろいろ語るには早すぎた。いまは30代、法人営業として社会を経験、2児の父として家庭を持ち、日々の中で「働くこと」「学ぶこと」「暮らすこと」に改めて向き合っています。それぞれのバランスを探す旅の途中で、 自分なりの“納得できる生き方”を見つけたい。noteと並行して発信していく予定です。共に“燃え尽きない働き方”を考える人へ。 note:https://note.com/hirokid_

2025-01-01から1年間の記事一覧

Gmail/Gemini を使う前に知っておきたいこと — 注意点まとめ 📩⚠️

生成AIは便利だが、適切な付き合い方が今問題に... はじめに 最近、Gmail と Gemini の統合──つまり「メールやドライブ、Chat のデータを AI が読む・分析する機能」が話題になっています。便利さの裏で、“自分のデータがどう扱われるか”をよく理解しておか…

【転職シリーズ第1回】転職活動の舞台裏 — 決断の背景と準備期間

10月末に「転職シリーズを始めます」と予告してから、気づけば1カ月。ようやく満を持して、このテーマを書き始める。 というのも、11月はまさに面接ラッシュだった。ほぼ毎週どこかの企業とオンライン・対面での面接が入り、当然ながらそれが最優先となった…

新婚旅行でインドに行ったら、ジョジョの世界が待っていた話 ── カオスの中に、確かな美しさがあった。

街中ではリアルにこんな感じ・・・ ■ アジア横断ハネムーン、最後の目的地は“インド” 新婚旅行の行き先は、香港 → シンガポール → モルディブ → インド。聞こえは優雅だが、よく考えるとジョジョの奇妙な冒険 第3部「スターダストクルセイダーズ」のルートと…

資格挑戦:中小企業診断士への道

キャリアを長い目で見たとき、「ビジネス全体を体系的に理解しておきたい」と思うようになった。 経営、会計、マーケティング、法務、人事、生産…。それらを一気に学べるのが 中小企業診断士 という資格だった。 きっかけと戦略 勉強を始めたのは今年の5月…

【総集編】日米エネルギー同盟の行方 ― アラスカLNGから読み解く、日本の過去・現在・未来 ―

はじめに:再び動き出した“アラスカの炎” 2025年、日本はアメリカとの間で約80兆円規模のエネルギー・投資協定を締結しました。その中核に位置するのが、アラスカ州で進む大型LNG(液化天然ガス)プロジェクト。50年前、日本が初めてLNG輸入を始めた地が、…

eBayで偽のオメガスウォッチを掴まされ、最終的にスピードマスター風に魔改造した話

Speedmaster スヌーピーアワード 50周年記念モデル ■ 1万円の“MoonSwatch”を見つけてしまった eBayで「オメガ×スウォッチ MoonSwatch」が1万円で売られていた。定価は約7万円。……安すぎる。99%偽物だとわかっていても、「返品可」と書いてある。気づけば、…

人生を変えたリュウジ先生との出会い

料理研究家・リュウジさん。YouTube「バズレシピ」で知られる、あの陽気で天才的な料理人である。 私にとっては、まさに“人生を変えた先生”だ。 料理ゼロ人間の転機 正直に言うと、私は結婚するまで“子供部屋おじさん”だった。実家暮らしで、料理も洗濯も掃…

日米エネルギー同盟の行方 #3 “エネルギー地政学”の時代に、日本が取るべき針路

はじめに ― 「過去・現在・未来」で見えた座標軸 アラスカLNGに始まる日米の協力関係(過去編)。80兆円規模の民間投資合意と再び動き出したアラスカ計画(現在編)。そして本稿では、これらを踏まえて、「今後10〜20年のエネルギー地政学と日本の立ち位置」…

人生の伴侶を選ぶうえで大事だと思うこと ― 結婚5年目の実感から

結婚の決め手って悩みますよね... 「健やかなるときも、やめるときも」という誓い。結婚式で聞いたあの言葉の重みを、今になって少しずつ実感している。 結婚生活も5年目。子どもが生まれ、環境が変わり、思うようにいかない日もある。それでも、私は心から…

【続】東大生が持つ“人生のプラチナチケット”とは何だったのか?

6年前に「東大行けば人生楽になる」と言ったな...あれは、嘘だ! 大学院を出て社会人になりたての頃、私は「東大生が持つ人生のプラチナチケットとは・・!?」という記事を書いた。 hirokid.hatenablog.com ありがたいことに本ブログの中でもよく読まれ、他…

新シリーズ:「ゼロからの中国語学習記」— 忙しい社会人が“継続”で見つけた学びの楽しさ

■ はじめに ここ2カ月ほど、毎日少しずつ中国語の勉強を続けています。英語は長年勉強してきて、会話には困らない程度。でも、もっとグローバルで活躍したいと思ったとき、「中国語が少しでもわかればいいな」と感じたのがきっかけです。 社会人になってから…

"世界のトヨタ"はなぜ強いのか。現場に1カ月入ってわかったこと

2017年8月末、私は大学院修士1年でした。夏休み中に研究を進めながら、ぼんやりと就職活動を始めていた頃です。 そのとき参加した トヨタ自動車の1カ月泊まり込みインターン は、今でも強く記憶に残っています。 なぜ行ったのかというと、 「働く」とはどう…

日米エネルギー同盟の行方 #2 80兆円級の協力とアラスカ回帰 ― 今、動く日米エネルギー戦略

はじめに:変化の時代における“現在”の意味 前回の記事では、日米がアラスカLNGを通じて築いてきた協力の歴史を振り返りました。今回はその歴史が「現在、具体的な投資枠と契約動向」へと形を変えて動き始めているフェーズを扱います。「過去を土台に、今何…

映画 Wicked から学ぶ英会話 #2 — Defying Gravity(シンシア・エリヴォ)

劇場で聞いたときは...鳥肌ものだった 劇中の象徴的な名シーンより。抑圧された魔女エルファバが、信念のために立ち上がる瞬間を描いた一曲。#1「Popular」が“他者にどう見られるか”の歌だったのに対し、“Defying Gravity”は“自分がどう生きるか”を貫く宣言…

鼻の粘膜焼いてみた

花粉症や鼻炎...つらいですよね はじめに ― 物騒なタイトルだが、ちゃんとした医療行為です 名前だけ聞くと少し怖いが、これは慢性鼻炎のレーザー治療。正式には「下甲介粘膜焼灼術」と呼ばれるもので、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の改善に使われる一般的な…

「ブログ」と「note」を両立して見えてきた、発信の本質

きっかけは「再開」から もともと私は、はてなブログで記事を書いていました。仕事や家庭で忙しくなり、気づけば6年のブランク。再び筆を取ったのは、純粋に「もう一度、自分の言葉で発信したい」と思ったからです。 ただ、いざ戻ってみると、時代はすっかり…

日米エネルギー同盟の行方 #1 始まりはアラスカ ― 日米LNG協力の原点

はじめに:エネルギー×外交×地政学を3部構成で読み解く いま、日本とアメリカの間で進む「80兆円規模の民間投資パッケージ」や「アラスカ産LNGの再始動」。それは単なる資源ビジネスではなく、同盟の形そのものを再構築する動きです。 本シリーズでは、1️⃣ …

TAG Heuer Connected Calibre E5 New Balance Limited ― ついにお迎え。まずは開封と第一印象!

前回は E4 の一年使用レビューを公開しました。今回は、10月に登場した Calibre E5 の New Balance スペシャルエディション(世界3,000本限定) を購入。手元で開封し、まずは外観と第一印象をまとめます。※本文時点では未使用。装着レビュー/E4との実使用…

営業職の自分が簿記2級を取って気づいた“数字の視点”

数字がわかると、世界の見え方が変わる。簿記2級は、営業に“武器”をくれた資格だった。 簿記2級を取得したのは、社会人2年目のとき。1年目に3級を取り、会計の基本を学んだあと、もう少し踏み込みたいと思ったのがきっかけでした。 当時は営業職として現場に…

映画 Wicked から学ぶ英会話 #1 — Popular(アリアナ・グランデ)

劇中のシーンより。仲たがいしていた二人が和解する。 ■ なぜ今さらWickedなのか 2024年の映画『Wicked』を、私は公開当時に3回も観ました。ミュージカル版からのファンで、音楽・演出・セリフのすべてに引き込まれたからです。そして来年には後編『Wicked P…

雇用の流動性が進む時代に、キャリアのハンドルを自分で握るということ

CMでよく見かけるアレ ここ数年、現職でも優秀な人が次々と会社を離れていく。一昔前なら「まさかあの人が辞めるなんて」と驚かれたような人たちが、今ではごく自然に転職していく。理由はさまざまだが、よく聞くのは「異動が止まっている」「年功序列で上が…

TAG Heuer Connected E5登場。E4ユーザーが1年使って感じたリアルレビュー ― 高級スマートウォッチの魅力と課題 ―

10月に、タグ・ホイヤーの新型スマートウォッチ「TAG Heuer Connected E5」が発売された。 TAG Heuer Connected Calibre E5 私は前モデルのE4を使い始めて約1年。その経験を踏まえて、E5登場のタイミングでE4の使用感レビューと新作の注目ポイントをまとめて…

【AI×トレーニング】ChatGPTをパーソナルトレーナー化して3ヶ月。 体型も、考え方も、ここまで変わった。

はじめに ― AIを“使うだけ”から“一緒に走る”へ AIが身近になってきた今、「仕事の効率化」や「文章作成」に使っている人は多い。けれど、私にとってAIはそれだけでなく、“生活の伴走者”のような存在になりつつある。 特に育休中、時間を有効に使いたいと思い…

社会人になって『アイシールド21』を読み直してみた ― 挫折と努力を描いた“凡才の物語”が今こそ胸に刺さる ―

うちの社宅に、アメリカ人のアメフト選手が引っ越してきた。黒人系でドレッドヘア、身長は190cmといういかつい風貌。だが性格はとても紳士的でフランク。英語で話しかけるといつも笑顔で返してくれる。 ある日、その彼に誘われて社会人アメフトの試合を観に…

MBTI診断と岡田斗司夫『4タイプ診断』の共通点と違い ― 実用的に使うための自己分析ツールとして ―

MBTI診断が再びSNSで話題になっている。16タイプの性格分類はたしかに面白い。けれど「ISTJでした」「ENFPでした」と結果を共有するだけでは、どう活かせばいいのか分からない人も多いのではないだろうか。 一方で、岡田斗司夫さんの「4タイプ診断」は、より…

【お知らせ】転職活動の記録を少しずつ綴っていこうと思います

社会人になってから早いもので7年目。仕事にも人にも恵まれ、日々の業務の中で多くの経験を積んできました。それでも、ここ1〜2年ほど「このままでいいのだろうか」という感情が、少しずつ心の中に芽生えていました。 ■ なぜ今、書こうと思ったのか きっかけ…

FP2級を受験して感じたこと——学びの深さと“知らないと損する”お金の常識

はじめに:なぜFPを学ぼうと思ったのか 社会人になってから、「お金の知識を体系的に学びたい」と感じることが増えました。保険、税金、投資、住宅ローン、年金制度——どれも生活に欠かせないのに、学校では誰も教えてくれない。 そんな思いから、ファイナン…

ブログ再開いたしました

6年ぶりの再始動にあたって 2019年に更新してから、早くも丸々6年が経過してしまいました。その間に仕事も環境も大きく変わり、いまは人生で2度目、半年間の「育児休業」という時間を過ごしています。 更新がしばらく途絶えていたにもかかわらず、いまだに…