なんちゃって東大卒の暇つぶし

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映画「LA LA LAND」から学ぶカリフォルニア英語

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昨日の金曜ロードショーで地上波初めて「LA LA LAND」が放送されましたね!

私も劇場で2回観たので、これで3回目でしたが、またあの世界観に入り込んでしまいました!

 

音楽やダンスが素晴らしいし、どのシーンも彩り鮮やかで美しい。大人の甘苦い恋のストーリー構成も見事の一言。

この映画はほんと名作ですよね!特に失恋した時に観ると胸にグサッと刺さります

 

今日は映画を観た感想ではなく、映画の一部のシーンを和訳してみて、LAのアメリカンイングリッシュを学ぼう!という英語学習シリーズの第三弾です!

 

ちなみにこの英語学習シリーズの過去の記事はこちら↓
hirokid.hatenablog.com

hirokid.hatenablog.com

 

目次

[:contents]

 

今回和訳するシーン

今回私が大胆不敵にも和訳をしてみようと思っているシーンはこちら!

 

www.youtube.com

 

この映画はいきなりこの高速道路でのシーンから始まるので、初めて見るとなんだこれは!?って面食らうかもしれません。

 

でも、これだけの人数の大人が集まって完成度の高い歌とダンスをしているのを見ると、完全に圧倒されてしまうようなエネルギーを感じずにはいられませんよね。

 

この映画を観ていない方のために簡単に説明すると、このシーンは個人個人が夢に向かって全速力で生きているよ!っていう導入シーンなのです。このシーンで観客はLA LA LANDの世界観に一気に引き込まれて、そのあと何が起きても驚かなくなります

 

早速和訳してみよう!

I think about that day
あの日のことを思い出すと
I left him at a Greyhound station
グレイハウンド駅に彼を置いてきた
West of Santa Fé
We were seventeen, but he was sweet and it was true
私たちは17歳だったけど、彼は素敵で本気で恋してた
Still I did what I had to do
でも私はするべきことをしたの
'Cause I just knew
なぜならそうすべきだと分かっていたから
 
Summer Sunday nights
真夏の日曜日に
We'd sink into our seats
映画館の椅子に座り込んで
Right as they dimmed out all the lights
明かりが薄暗くなったら
A Technicolor world made out of music and machine
音楽と機械で彩られた世界観に包まれて
It called me to be on that screen
スクリーンが私を呼んでいるの
And live inside each scene
一つ一つのシーンで生きろと
 
Without a nickel to my name
お金なんてほとんどなくて
Hopped a bus, here I came
バスに飛び乗って僕は行くのさ
Could be brave or just insane
これは勇敢か蛮勇か?
We'll have to see
わからないけどね
 
'Cause maybe in that sleepy town
だって多分あの眠たそうな町で
He'll sit one day, the lights are down
彼はある日座って、明かりが落ちてから
He'll see my face and think of how he
彼は私の顔を見て考えるの
Used to know me
なんで私のことを知ってるんだろうって
 
Climb these hills
この坂を駆け上って
I'm reaching for the heights
高みを目指していくの
And chasing all the lights that shine
輝きや栄光を追い求めて
And when they let you down
挫折しそうになっても
You'll get up off the ground
きっと立ち上がるの
'Cause morning rolls around
だって朝日は上ってくるし、
And it's another day of sun
また新しい一日が始まるわ
 
I hear 'em ev'ry day
毎日聞こえてくるんだ
The rhythms in the canyons
峡谷で聞こえてくるあのリズムは
That'll never fade away
消えることがない
The ballads in the barrooms
バーのバラード

Left by those who came before
先客が残していった
They say "you gotta want it more"
「君はもっと多くを望むべきだ」と
So I bang on ev'ry door
だから扉をたたくんだ
 
And even when the answer's "no"
答えがノーのときでも
Or when my money's running low
お金が足りないときでも
The dusty mic and neon glow
ほこりだらけのマイクとネオンの光が
Are all I need
あればいい
 
And someday as I sing my song
そしていつか私が歌っていると
A small-town kid'll come along
どこからか子供が小さな町からやってきて
That'll be the thing to push him on and go go
彼を元気づけるきっかけになるんだ
 
Climb these hills
この坂を駆け上って
I'm reaching for the heights
高みを目指していくの
And chasing all the lights that shine
輝きや栄光を追い求めて
And when they let you down
挫折しそうになっても
You'll get up off the ground
きっと立ち上がるの
'Cause morning rolls around
だって朝日は上ってくるし、
And it's another day of sun
また新しい一日が始まるわ
 
And when they let you down
挫折しそうになっても
The morning rolls around
朝日は昇ってくるわ
 
It's another day of sun
新しい一日だ
It's another day of sun (oh)
新しい一日だ
It's another day of sun (sun sun sun sun)
新しい一日だ
It's just another day of sun (oh)
ただの新しい一日だ
Just another day of sun (oh)
そう、ただの新しい一日だ
It's another day of sun (sun)
ただの新しい一日だ
Another day has just begun (oh)
新しい一日が始まる
It's another day of sun
新しい一日だ
It's another day of sun
新しい一日だ
ソングライター: Justin Hurwitz / Benj Pasek / Justin Noble Paul
アナザー・デイ・オブ・サン 歌詞 © Warner/Chappell Music, Inc, Universal Music Publishing Group

Key Phrases

  • a nickel

"nickel"というのはアメリカの5セント硬貨のことです。100セント = 1ドルなので, まぁだいたい5円玉みたいなものです。5円玉すらない、すなわちお金が全くないという意味です。

 

ちなみにアメリカの硬貨ですが、

1セント = penny

5セント = nickel

10セント = dime

25セント = quarter

という名前がついており, 日常的によく使うので覚えておきましょう

 

  • I hear'em ev'ry day

いわゆる「訛り(なまり)」というやつです。LAはおそらくカルフォルニアアクセントという部類に入ると思います。こういう子音をはっきりと発音しない、r音が強調されるなどの感じは確かにカリフォルニアの訛りっぽいですね。私もアクセントの専門家じゃないので詳しくは説明できないのですが笑

 

 あなたの英語の訛り傾向はどの地域でしょうか?↓

hirokid.hatenablog.com

 

  • you gotta want it more

これは前回ボヘミアン・ラプソディの記事で"I've got to go"を紹介したのですが、これがさらに訛ると"gotta"になります。意味は同じで「~しないといけない」という意味です。

 

和訳解説

前回のボヘミアン・ラプソディよりもテンポが速い曲なので、全部の意味を聞き取るのは結構至難な業だと思います。歌の歌詞で使われる英語は省略も結構多いです。きちんとした話し言葉を覚えるためにはやっぱり歌以外のシーンで勉強するのが良いかな~と思います。

 

さいごに

まだ観ていない方もいるかと思いますので、ネタバレは避けておきますが、名作といわれるこの映画一回は観ておいて損はないかと思います。その時はちょっと大変だとは思いますが、吹き替え版ではなく字幕版で挑戦して、何を言っているのかぜひ聞き取ってみてください

 

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